2011年12月22日

誰もがサンタクロース


 
小学5年生の娘は、去年もクリスマスの朝、枕もとに置いてあるプレゼントを見付けると笑顔で包装紙をあけていました。サンタクロースに何をもらったの?と聞くと、 嬉しそうにその中身を教えてくれました。きっとうすうす感付いているんだろうけど、そんな姿を見ていると嬉しくなります。
 
昔のことですが、彼女と呼べる人ができた最初のクリスマス。ドキドキしながらプレゼントを交換したときもそう。渡した相手が喜ぶ姿を見ているとそれだけで幸せな気分になります。
 
日本では、クリスマスのプレゼントは、対価を求めたり、儀礼的な意味合いは薄くて、ただ大切な家族や恋人、仲間が喜んでくれる姿が見たいという気持ちから生まれるもの。「恋人がサンタクロース」なんていう歌があるけど、サンタクロースは誰の心にもある、人に喜んで欲しいっていう気持ちの象徴なのかもしれません。クリスマスシーズンに漂うロマンチックで温かいムードはそんな思いが街中に渦巻いているからなのでしょうか。
 
だからこそ、大切な仲間で集まって飲んだり、好きな人どうしでただ寄り添っているだけでも、クリスマスだったら、特別な気分になります。自分はあまり得意ではないけど、そんなときに、さりげなく、ちょっとした贈り物をあげられたら素敵だなと思います。
 
なんだか宣伝っぽくなりますが、相手によっては、ノート1冊でもコーヒー豆やビスケットでもいいんですよね。そういうものを気軽にプレゼントできるような人に憧れます。クリスマスまであとわずかですが、サンタになるチャンス、まだ間に合います。