2013年9月12日

Brand New Plastic Sheet

20130912.jpg  
いよいよトラベラーズノート2014年のダイアリーが発売になります。今日はその仲間として新たに加わった下敷について。

下敷と言えば、多くの人は大人になるにつれて、自然と使わなくなっていくもの。でも、きっと誰でも小学生の時は必需品で、ノートを書く時には、必ず下敷を敷いて書いていた記憶があると思います。文房具の中では比較的地味な存在でありますが、使用頻度は、鉛筆やノートなどと同じくらいあって、ハサミや定規、ましてや形が派手なコンパスや三角定規なんかよりは、ずっと活躍していました。サッカーで例えればキーパーみたいに、点を取るようなことはしないけど、影でみんなの活躍を支えているような存在だったような気がします。
 
なんでそんなことを考えたのかというと、今回下敷を作るにあたり、カタログなどに表記するために、その英訳を調べたら、どうやら、それにあたるはっきりした英語はないということを知ったから。強いて訳せば、Plastic Sheetになるのですがこれは単にそのモノの形状を直訳しただけで日本人の誰もが連想する文房具としての下敷というニュアンスにはなりません。つまり、欧米人の小学生は下敷を使わないようなのです。これは意外な発見でした。統計を調べた訳ではないのですが、日本でも下敷の売上は下がっているような気がします。
 
そんな下敷を存在をクローズアップし、その価値向上に貢献しようと思って作った訳ではもちろんないですが、ことトラベラーズノートにとっては、下敷はとても便利で役に立つものなのです。下敷を敷くことで、立ったままでも、ジッパーケースにモノが入ったりしても書きやすくなり、書き終わった時にそのまま挟んでおけば、勝手にしおりになって、次に使う時に簡単にそのページを開くことができます。また、下敷の裏面にはセクション罫と定規の目盛を印刷しているので、長さを計ったり、直線を引いたりする時にも、すぐに使えます。さらに、無地ノートにセクション罫を透かすことで、書くときのガイドにもなる。

正直に言うと、僕自身も中学生の頃を最後に、下敷をほとんど使う機会がなかったのですがトラベラーズノートを一緒に使うことで、その魅力に気付かされたような気がします。トラベラーズらしく表面には、ボーディングパスをイメージした2014年限定デザインをプリントしています。これは、ほんとうに便利なので、ぜひお試ししてみてください。