2014年4月28日

鎌倉散策とはじめての落語

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葉山で手作り帆布を作るKo'da Stykeのこうださんにお誘いを受け、鎌倉へ落語を聴きに行きました。

快晴で鎌倉散策にうってつけの日曜日。鎌倉に着くとまずは、先ほど20周年を迎えた名店カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュで、コーヒーとワッフルをいただきました。明るい午後の日差しが差し込む店内に控えめな音で流れるブラジル音楽。スタッフの気持ちの良い接客とカウンターの奥でときおり笑顔を見せながらコーヒーを淹れるマスター。そしてもちろん美味しいコーヒーとワッフル。ぼくらも思わず笑顔になります。
 
カフェを出たらいくつかお店を覗きながら、鶴岡八幡宮へ。心地よい春の風を浴びながら10円の賽銭を投げ入れ、「すべてうまくいきますように」とざっくりとした願掛けをして、落語の会場となる、材木座の光明寺へ向かいました。

今回おじゃましたのは、こうださんもそのメンバーの一人である「材木座らくご会」が主宰するイベント。アットホームな雰囲気で、小学生からお年寄りまで楽しめる、サンダル履きで行ける本格落語をモットーに、光明寺やその近くで定期的に落語会を行っています。今日の出演は、古今亭文菊師匠。お寺の本堂という鎌倉ならではの会場で、畳敷きのなか子供たちもいる和気あいあいとした雰囲気の中、落語がはじまりました。

実は落語を聴くのは、初めての経験。落語好きのこうださんがその魅力をあまりに熱く語るのでぼくらも興味を持ち、落語会に誘っていただいたのです。はじめての落語は、お話を聴くというより、一人で何役もこなす芝居を見ているようで、ぐいぐいとその世界に引き込まれ、終るまであっという間でした。その奥行きを知るには、何度も聴く必要がありそうですが、こうださんが導いてくれたあたらしい世界に胸を高鳴らせた日曜日となりました。
 
それでは皆様も良いゴールデンウィークを!
 
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