台湾のイベントにたくさんの人が来てくれた理由
台湾ではイベントとあわせて、いくつかのトラベラーズノートを扱ってくれているお店に足を運んでみた。
まずは、トラベラーズタイムズの最新号でも紹介しているTools To Liveby。ここは台湾訪問時には、いつも行くんだけど、そのたびに、台湾の工場とコラボレーションで作っているオリジナルプロダクトが増えているのが楽しい。モノはもちろん、そのパッケージも店内の雰囲気同様とても洗練されている。
そして、その近くにあるVision Stationery。こちらのオーナー、Davidさんは、生粋の文房具好き。狭い空間にぎっしりと紙とペンが詰まっている店内を見ているだけで、それが伝わってくる。そんな中でトラベラーズノートに貴重なスペースの多くを割いてくれているのが嬉しい。
次は、お店があるなんて思えない無愛想な佇まいのビルの2階にある一分之一工作室。無骨な鉄の扉を開けて、階段を上っていくのだけど、ほんとうにここでいいのかちょっとドキドキする。で、部屋の扉をあけると、とても素敵にディスプレイされたトラベラーズノートのコーナーが見えた。ぼくは、ここで台湾製の万年筆を手にいれた。
そして、最後は、台湾で文房具を紹介する本を出版しているタイガーさんがオープンしたばかりのPlain Stationery & Homewareの2号店。このお店の奥は、カフェスペースになっていて、コーヒー豆の焙煎を勉強しているという彼が自分で焙煎した豆でコーヒーを淹れてくれた。コーヒーカップではなく、茶器で出してくれたコーヒーは、すっきりと美味しい。さらに自ら開発したという誰でも簡単に書くことができるカリグラフィーの書体を教えてくれた。僕らは時間を忘れてすっかり長居してしまった。
どれも小さなお店だけど、お客さんが絶えることがなく、台湾の方々に愛されているのが伝わってきた。そして、どこもトラベラーズノートをとても大切に扱ってくれていて、それぞれのお店のファンの方々にその魅力を丁寧に伝えてくれている。誠品書店でもイベントの指揮をとってくれたジョージさんをはじめ、たくさんのスタッフの方がトラベラーズノートを愛用してくれている。だから、イベントを運営する姿もみんなとても楽しそうだった。僕らはそんな姿を眺め嬉しくなるのと同時に、台湾でのイベントに、ほんとうにびっくりするくらいたくさんの人が来てくれた理由が分かったような気がした。そして、トラベラーズノートは、なんて幸せなノートなんだろうと思った。
さて、台湾では買い物も旅の楽しみのひとつ。ぜひ、トラベラーズノートを手にこれらのお店を巡ってみてください。台湾のトラベラーズノートユーザーの方にお会いできる可能性大ですよ。
Tools To Liveby
Tools To Livebyのスタッフが作った店頭サンプル
Vision Stationery
一分之一工作室の店内
Plain Stationery & Homeware
カリグラフィーを書くタイガーさん
Have a nice trip!