2018年7月23日

ALPS BOOK CAMPへの旅

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なんだか、この感じ久しぶりだな。夜の湖畔で、ランタンの灯りのもとで、みんなで話をしながらそんなことをふと思った。
 
7月21日、22日に開催したALPS BOOK CAMPのお誘いを受けたのが、2週間前。準備期間はあまりないけど、その2日間はたまたまみんなフリーで参加できないこともない。それに、NAOTの宮川さんやイラストレーターの落合さん、PAPER SKYのルーカスさんなど、僕らと繋がりのある仲間も参加しているし、ここに出ることで久しぶりに彼らとゆっくり話をしたり、新たな繋がりができるのもいいなと思った。そして何より湖畔のキャンプ場での本のイベントというのが面白そうだし、結局参加することを決めた。
 
そんなわけで、流山工場で荷物を積み込んで、出発したのは、イベント開催日前日の午前10時。珍しく少し余裕を持って、出発した。早めに着いたら久しぶりに松本に立ち寄って、本屋さんや喫茶店などを巡ってみようと考えた。快晴の高速道路を快調に飛ばして、群馬あたりを走っていた頃、急に車のエンジンが止まってしまった。アクセルもブレーキも踏んでも反応しない。ゆるやかな下り坂だったので、なんとか路肩に寄せて、サイドブレーキで車を止めた。とりあえず携帯電話でレッカー移動を依頼し、車の中で待つことにした。
 
昨今の猛暑に、エアコンの効かない車の中。脇には高速で走る車がびゅんびゅん通り過ぎる。暑い車内で汗をたっぷり流しながら、このままイベントに参加できるのだろうか、と心配になりながらも、結局バタバタしながらギリギリで間に合うのかな、と今までのトラベラーズ的な展開を思い出しながら、そんなトラブルを楽観的に楽しんでいるようなところもあった。
 
1時間ほど待ち、いよいよ体もぐったりした頃に、レッカー車がやってきた時は、まさに救いの神様のような気分だった。暑くて危ない高速道路上で、テキパキと段取り良く車を荷台に積んでいく様は、かっこよかったなあ。その後、一番近くのトヨペットに行き、車を見てもらうことに。そして、祈る様な気持ちで整備士の方が車を見終わるのを待った。すると、故障原因を突き止め修理してくれるとのこと。なんとか旅を続けられそうだ。どうにもならなかった僕らに救いの手を差し伸べてくれたレッカードライバーと整備士の方のプロフェッショナルらしい技と心意気に感動した。ほんとうに素晴らしい。それでもレッカー待ちから修理が終わるまで6、7時間ほどロスをしてしまい、当然、松本をゆっくりまわる時間もなく、宿についたのは、夜遅い時間だった。
 
翌朝はALPS BOOK CAMP 会場に入り、無事ブース作りも終えて、イベントがスタート。本や雑貨にコーヒーなど、様々なブースが湖畔に集まり、それをお客様がのんびり楽しむ。ブースの近くにある特設ステージからはアコースティックの心地よい音楽が聴こえてくる。想像していた通り、素敵なイベントだった。
 
夜は、ブースの前にテントを張ってそこでキャンプ。片付けと設置が終わって、一息つくと、湖からの涼しい風を浴びながらレトルトカレーとカップラーメンのささやかなディナーを楽しんだ。その後、隣のブースのNAOTの宮川さんも加わり、ランタンのぼんやりした灯りのもとで、お酒やコーヒーとともに、話は尽きることがなく続く。
 
そうそう、この感じ。これこそ、トラベラーズなんだよなあ。お客様と話したり、あたらしい仲間と出会ったり、トラブルも楽しむくらいの心意気で、新しい旅先へ向かう。旅は僕らを甘やかさずに試練を与えるけど、決して裏切らずに、最後には、喜びや感動ともに次への道筋を教えてくれる。そんな僕らの旅の原点みたいなものを思い出させてくれたような、そんなイベントだった。
 
足を運んでくれた皆様、新参者の僕らを快く迎えてくれた他のブースの皆様、そして、栞日の菊地さんはじめ、素敵なイベントを運営してくれた皆様、ありがとうございます!
 
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